1960年以降日本ではがんが激増し、現在では死因のトップに居座っています。これはここ30年~40年で肉・卵・牛乳・バターに代表される欧米食が増え、米やイモの摂取量が激減したことが原因です。
このような時代に玄米の効果が注目を浴びています。効能については今さら説明するまでもなく,飽きなければ玄米だけを食べ続けても大丈夫らしいです・・私は絶対に嫌ですが(苦笑)
玄米についての一般的な印象は、「固い」「黒い」、「匂いがしそう」「栄養があるのは解っているけど、やっぱり銀シャリが好き」等々・・・そうお考えのあなたに美味しい美味しい「玄米甘酒」をご紹介します。
レシピ 玄米1合、米麹 200g(みやこ麹が使いやすい)、水
まず一合の玄米か、お茶碗に山盛りの炊けた玄米をお粥にします。
次に出来上がった玄米粥をミキサーに水と共に入れてドロドロにします。お粥は多少シャバシャバでも大丈夫です。それから温度を見ます。麹は50度から60度位が最も活発に発酵を繰り返すので温度計があれば確認をします。反対に40度以下では麹菌の動きは鈍く80度以上だと死滅するので大切なのは温度管理です。温度計が無い場合は人差し指をお粥に指し、何とか5秒耐えれられる熱さ位で大丈夫です。5秒以上つけられ余裕ならば少し加熱します。水は最終的には1リットルは入れるので、一気にいれても半々でもどちらでも構いません。
次に袋に入ってる米麹をもみほぐし、バラバラにしたところでお粥と共に炊飯ジャーの中に投入します。
そして、万遍なくかき混ぜて炊飯器の保温スイッチを入れます。その際、蓋を閉めると温度が上がり過ぎるので開けたままでふきんか手拭いを被せてください。ホコリが入らず布の通気性が程よい温度に保ってくれます!(^^)!だいたい10時間前後で出来上がるので2~3時間ごとに混ぜてあげて下さい。
こうなります・・・夜仕込んで朝でも朝仕込んで夜でもどちらでもお好みで・・これまで砂糖などの甘みを一切使ってないのに飛び切り甘いです(^^)発酵具合はお好みで・・酸味がお好きならばもう少し発酵時間を長く、味がバッチリならば一度鍋でグツグツ煮立たせて麹の動きを止めて完成です。ドロドロならば水を足してサラサラに、しかし時間がたつと米麹の米が水を吸うのでその都度濃さはお好みで調整して下さい。飲むときに一つまみの塩とお好みで生姜を!!
このようにほぼほったらかしで出来ます!出来れば無農薬か減農薬玄米で作ればより身体に良いですね(^^)